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私が原理原則にこだわる理由、それは「長期的かつ本質的に企業の業績向上に貢献したい」と考えているからです。
「短期的な結果かつ変化を得たければ、行動を変えればいい。しかし、長期的かつ本質的な変化を得たいならば、パラダイムを変えなければならない」(スティーブン・R・コヴィー)。
原理原則をお伝えすることがここでいうパラダイム(色眼鏡といわれたりします)の変更につながるかはわからないのですが、経営者に今までに聞いたことがない原理原則という色眼鏡を提供することができたとしたら、「思考」を変え、「行動」を変え、「結果」を変えるお手伝いができるのではと信じているのです。
そして、私が経営者として情報収集をした結果、一番しっくり来た原理原則が以下の2つでした。
①中小企業の経営戦略における原理原則:竹田ランチェスター経営戦略
②人格面における原理原則:7つの習慣®
私はランチェスター戦略や7つの習慣がすべてだとは思っておりませんので、これらを軸にしますが、足りないと思うものは他で補うという感じでバランスを取っているつもりです。
業種特化型のコンサルを目指す方もいますが、私がそちらを目指さない理由は、色々な業種の方とお話をできることが私の仕事の一番の面白みであり、業種間を超えて良い所を相互に取り入れると、その業界の壁を越えて成果をもたらせるメリットがあると信じているからです。他業種から学ぶイメージです。逆に業種特化をしてしまうと、その業界のことしかわからなくなってしまい、変にその業界の常識にとらわれてしまう気がして嫌なのです。
また、経営者の方は24時間365日、自社の経営のことを考えています。その業界のことで私が経営者の方を超えることはまず不可能だと思っています。経営者の方がストレスなく話ができるくらいの業界知識は必要だと思いますが、逆に私はそれができれば十分だと考えています。むしろ、わからないことは質問をさせていただき、経営者の口から説明していただくことで、経営者の思考の整理も同時にできてしまうので、むしろそっちの方が有用とすら考えているからです。
さらに、原理原則を知った経営者の方は、情報収集に関するアンテナが立ちますので、勝手に自社に必要な情報を収集・受信できるようになり、必要な知識や研修を自分で見つけられるようになると信じています。原理原則という軸があれば、研修等の良し悪しもしっかりと判断できるようになると私は考えています。
そして、経営者ご自身で経営戦略を立て、業績を向上されられるようになると考えているのです。
7つの習慣の研修DVDを見ていたら、ふと上記のようなことを思いましたので綴ってみました。
<次回は書評を予定しています>