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先日4月17日にキャッシュフローコーチ®の合同補講に参加してきました。
第0期生、東京第1期生、大阪第1期生が初めて一同に会した補講です。
この補講の中では、新たな知識等の仕入はもちろん、一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会の今後の目指すべき方向性についての説明もありました。
私はこのFBページでは肩書きをキャッシュフローコーチ®と記載しています。しかし、キャッシュフローコーチ®がどんなことをする人なのかをまだきっちりと説明していないと思いますので、補講で仕入れてきた内容とあわせて今回ご紹介させていただきます。
まず仕入れてきた内容についてです。
ズバリの内容となると文字だけで表現することは難しいので、「成果を上げる人と、そうでない人の違い」という話だけを抜粋してご紹介します。
皆様、何か新しいことをやるときはどちらの順で進めていくでしょうか?
(a)あらゆる知識をインプットして確信を持ってから進める。
(b)まずやると宣言し、やらざるを得ない状態を作ってから始める。
協会では、「アウトプットを決めてからインプットせよ」と叩き込まれます。まずアウトプットをして、人にさらされたその圧力を利用して、必要に駆られてインプットをするから一気に成長するのだと。成果を出せる人は皆アウトプットを決めてからインプットしていると。のどか渇いたという時に水が来るから一気に飲んでしまうのだと。
いかがでしょう? 皆様はどちらのパターンに当てはまるでしょうか? もちろん闇雲に何にでも手を出して良いというわけではありません。最低限のリスクヘッジだと思います。ですが、時代の流れが早い現在、多少のリスクを取って進んでいかないといつまでも成果が出せない、そんな事態になりかねないかもしれません。
続いて、キャッシュフローコーチ®がどんなことをするのかについて少しご紹介させていただきます。正確性を期するため、協会HPから文言を引用します。
<キャッシュフローコーチ®とは>
社長の社外CFO(最高財務責任者)として経営数字を使って本業の発展をサポートする存在。
<キャッシュフローコーチ®の役割>
主に次の2つの役割を担います。
• 経営者の意思決定の判断基準や根拠を裏付けすることで、実践を後押しする。
• クライアントの社員向けにお金の勉強会をすることで、社長と社員の立場の違いからくる危機感のズレを第三者的に縮め、ベクトルを揃える。
<キャッシュフローコーチ®のサービス内容>
標準的には、こちらの6ヶ月プランに沿って、
• ビジョナリープラン(ミッション、カンパニースピリッツ、セルフイメージ)の策定
• 1年スパンのキャッシュフロー計画表の策定と運用
• および社員向けのお金の勉強会
を、クライアントのお困りごとにあわせて柔軟に提供しています。
<キャッシュフローコーチ®ができること>
・クライアントの頭の中で漠然としたビジョンやお金の流れを、明快に言語化・数字化する手助けをする。
・クライアントが納得の意思決定ができるよう、選択肢を増やし、根拠づけをする。(設備投資の可否、賞与額をいくらにするか、借入の上限設定、根拠のある売上目標の設定、etc)
・社長が言っても伝わりにくいお金の話(給料やボーナスはどこから支払われているか、利益はなぜ必要か、など)を、社長に代わって専門家目線で社員にレクチャーする。
<キャッシュフローコーチ®ができないこと>
・クライアントに代わって、ビジョンを考え、数値目標を決定する。
・社長に代わって、クライアント企業のビジネス上の意思決定をする。
・会社に常駐して継続的に社員教育をしたり、定期的に社員面談をする。(社員面談については、キャッシュフローコーチの枠を超えて、別途ご相談に乗る場合があります)
<クライアントが得られる3つの成果>
① 漠然としたお金の悩みから解放され、本業に専念できる!
1年間の経営活動にともなうお金の流れを、1枚のシートで俯瞰できる「キャッシュフロー計画表」を策定します。はじめの3カ月間でこれをつくった後は、経営の舵取りはこれ1枚でOK!
社長はもはや、小難しく何枚にもわたる決算書や試算表を読む必要がなくなります。なぜなら、これ1枚の中に経営の意思決定に必要な情報がすべて盛り込まれているからです。
そのあとは月に1回、顧問税理士がつくってくれた試算表をキャッシュフローコーチにFAXするだけ。月1回のコーチとの面談にて、その数値目標の達成状況を確認しつつ、日常の経営課題、とりわけその時点での「お困りごとトップ3」についてコーチングを行います。
つまり、社長は月に1回、キャッシュフローコーチと会った日だけお金のことを考えて、残りの29日間は、お金の悩みから解放されて本業に専念できる のです。
② うまく言語化できずモヤモヤしていたことが言語化され、行動が加速する!
さらに、キャッシュフローコーチは「単に数字を分析する」専門家ではなく、「経営数字を意思決定のツールとして使う手助けする」専門家です。そのためには、経営者が目指すビジョンを言語化したり、その実現のためのはじめの一歩を具体化する手助けもします。
今までやりたかったことが進まなかったのは、もしかすると、「重要だけど緊急ではない」ことに時間を割けずにいたからではないでしょうか。しかし、キャッシュフローコーチとの毎月の面談が習慣化すれば、そんな先送り癖もオサラバです。
キャッシュフローコーチと向き合う時間は、 実は経営者が自分と向き合う時間でもあるのです。
③ 社員にも採算意識が芽生え、立場の違いからくる危機感のズレやギャップが縮まる!
社長と社員では、立場が異なります。
雇う側と雇われる側。
給料を払う側と受け取る側。
仕事を指示する側と受ける側。
その立場の違いから、日頃から頭の中を占める情報量は全く異なり、それが「ウチの社員はこんなに大変な状況なのに、ノホホンとして!」という社員への不満、「ウチの社長は、顔を見れば数字のことばかり。どうせ頑張っても給料は変わらないくせに」という社長への不満につながっています。
とくに、歯科医院などの医療機関では、経営者である院長が、お金や数字のことを言い過ぎると、スタッフは違和感を感じることがあります。経営者として必要なことと理性的にはわかるのですが、医療従事者がお金の話を強調する姿に対して、感情が拒否反応を示すからです。
これは、程度の差はあれ、一般の会社でも同じこと。
「社長は数字のことばかりで、わたしたちの仕事ぶりや中身はちっとも見てくれていない」と感じています。
しかし、実態はそうではありません。
経営者は俯瞰した目線で、ちゃんと一人ひとりの仕事ぶりをよく見ているものです。実際、社員30人以下の中小企業のボーナス査定は社長が鉛筆舐め舐めで感覚的に判断しているケースが多いのですが、その大半は実態をよく捉えています。
そこで、キャッシュフローコーチが社長に代わって、社員が知っておいてほしいお金の知識、たとえば「給料やボーナスはどこから支払われるのか?」
「そもそも、なぜ利益は必要なのか?」
「ウチの会社の財務状態は、今どのくらいの水準で、どこを目指しているのか?」
などを、社員向けのお金の勉強会でレクチャーします。
このような話は、第三者の専門家が話すことで、社員にわかりやすく理解されるだけでなく、感情的な納得感も得られます。
以上がキャッシュフローコーチ®ができること、やることになります。
弊社では静岡で一番最初にこのノウハウを導入しました。第0期生なので全国でも一番最初なのですが。しかも、第0期生のMVPも獲得できました。初代MVPです(会員ナンバーの「6」は協会への加入時の申込順です)。
このノウハウをご提供することで、沼津を中心とした静岡県東部の中小企業の経営者の方の頭の整理等をお手伝いし、業績向上に寄与できる。経営者の黒子的な存在として、黒字経営・キャッシュフロー経営のサポートができると確信しております。
<次回は経営財務コンサルタント研修からの学びについて投稿します>