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2007年03月15日
確定申告&電子申告
本日で税理士事務所の中でも1、2を争う繁忙期である「確定申告」業務が終了しました。
コンピュータは発達してきていますが、業務量そのものは意外に減らないものです。
減る作業があれば、増える作業もあるということでしょうか。
さて、今年の確定申告での特徴として、電子申告の件数の増加が挙げられます。国の方針もあり、税務の世界にもIT化の波は着実に訪れています。
このIT化の波に乗るも乗らないも基本的には自由だと思います。しかし、有名な会計学者が次のようなことをおっしゃってました。「現状維持を続けることは心地良い。しかし、時代が変化しているにも関わらずその状態を続けていると、じわりじわりと体力が奪われていってしまう。そして終いには、いざ波に乗りたいと思ったとしても、波に乗るだけの体力が残っていない」と。
つまり、いわゆる「ゆで蛙」の話です。
常に世の中に対してアンテナを張り、時代の流れを読み続ける努力を惜しんではならないのだと思います。「電子申告」からそこまで考えるのは考えすぎでしょうか。私はたかが「電子申告」。されど「電子申告」なのではないかと考えています。