木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

962
962
962

セミナー情報・ニュース

2025年11月27日
フェンシング世界ベテラン選手権の話

今回は仕事とは全く関係のない話です。
深い所では全く関係無くもないのですが。

私税理士・特定社会保険労務士の木村昌宏ですが、日本での代表選考会を勝ち抜き、バーレーンで開催されるフェンシング世界ベテラン選手権の日本代表選手となり、先週実際に試合をしてきました。

ちなみに、中学校まで野球、高校時代はボート部に所属していました。
フェンシングは色々あり43歳で始めました(現在47歳)。

安くない旅費と道具代を支払い、全敗覚悟で臨みました。
結果は目標としていた世界で1勝をなんとか達成!
43歳始めの世界34位でした。

詳細は次の通りです。

3-5 ロシア 優勝者
4-5 発祥国フランス 勝ちきれず
4-5 カナダ 勝ちきれず
5-2 無敵艦隊スペインを撃破
0-5 イタリア
0-5 ドイツ

緊張の第1試合。途中リードするも逆転負け。後からわかるのですが、結果この対戦相手が優勝者に。3点も取れたので大健闘かと。

第2試合、第3試合と1本勝負で勝ちきれず。
ここで2勝できていたら順位はかなり上に。

第4試合で念願の初勝利!!

ここでホッとしてしまったのか、私のプレーを研究され対策されたのか、その後2試合はあっけなく敗北。

グランドベテランの選手で何度も試合に出ている大先輩にお話を伺うと、世界で勝つのに3年かかったとのこと。そう考えると、学生時代にフェンシング経験の無い大人始めの私としてはまずまずの成績だったのではと思っています。

以下、せっかくなので、フェンシングの試合以外でのバーレーンでのトピック上位3位を挙げたいと思います。

3位 前日にタクシーに足をひかれる
試合前日、武器検査を終え、軽い練習もして、皆でタクシーで帰る際の出来事。
荷物をトランクに積み込み、私が最後に車に乗り込もうとしている最中に急に発進。
私の右足踵がタイヤに踏まれるというアクシデントが。幸いにして、運転手がすぐに気づきブレーキを踏んでくれたのと、私の靴がONで分厚かったこともあり、なんとか事なきを得ました。
バーレーン人の運転。基本、皆スリップストリーム走法の激しめです。さすがF1の街。バーレーンでタクシーに乗る際は気をつけてください。

2位 武器検査が一番緊張
フェンシングは電子機器を使って攻撃の成否を判定します。そのため、道具に不良箇所があると平等な試合ができませんので、世界大会となるとかなり厳密に検査をされます。現に、一緒に行ったグランドベテランの方のメタルジャケットはNGが出て試合ができない状況に。たまたま予備で2枚持ってきていた人のものが2枚検査に通ったので貸すことが可能になり試合には出られましたが。ちなみに、私の古いメタルジャケットも3箇所NGが出て使えず。それを想定して新しいジャケットを購入してあったので問題はありませんでしたが。武器が無ければ全て水の泡。当日購入するショップも出店していなので、不足の事態に備えて予備の道具まで購入して備えておくとなるとまぁまぁお金がかかります。
武器検査が一番緊張し、クリアした時が一番ホッとしました。

1位  大人の部活感満載
40代の男子サーブル仲間は、経験が浅い人が多いこともあり、エンジョイフェンシングを皆で掲げて参加しました。もちろん試合には真剣に挑みましたが。そのようなスタンスだったこともあり、試合以外は他の年代や種目の日本選手の応援をしたり、バーレーンの街の散策を楽しんだり、試合当日の夜はあまり売っていないお酒を購入し、学生のような飲み会をしたりと楽しい時間を過ごしました。これが高校の時の部活のようでめちゃくちゃ楽しかったです。なかなか大人になると仕事以外で友人や仲間と呼べる人を作りにくかったりするのですが、同じ境遇を経験した仲間ということで秒で仲良くなれました。
フェンシングに限らず、スポーツや文化活動にはこういう力があるなと感じます。今後も仕事はもちろん全力で。仕事以外も全力で。そうするとそれに見合った成果が得られるなと感じた次第です。

このような貴重な経験を経て先週金曜日の夜に戻ったのですが、時差ボケの解消をする暇も無く、その週末の土日は高校のフェンシング新人戦。私は外部コーチとして参加しました。

結果は、私が監督として入った女子勢が快進撃を続けてくれて、

個人戦
フルーレ優勝(娘)
エペ優勝と3位(二人とも1年生)
サーブル優勝(娘)と3位(1年生)

団体戦
フルーレ優勝 東海大会・全国大会出場へ
エペ優勝 東海大会・全国大会出場へ
サーブル優勝 東海大会・全国大会出場へ

と、6冠を飾ることができました。

まだまだマイナースポーツゆえに参加学校数は多くはないのですが、とは言え過去に沼東女子での6冠はおそらくなかったと思いますのでかなりの快挙かと思っています。プレーヤーとしては1勝でしたが、監督としては生徒がたくさんの勝利を届けてくれて嬉しかったです。

これは男子も含めた部員皆の力、顧問の先生・もう一人の外部コーチの力の結晶だったと思っています。日々頑張ってくれている生徒に成果で報いてあけることができて本当に良かったなとホッとしています。自分の1勝よりも嬉しかったです。

仕事での学びをフェンシングへ、フェンシングでの学びや経験を仕事に活かせているなと感じています。

特に私の上位資質1位の戦略性が効いているなと実感することが多いです。

今回は税理士の日常を描いてみました。
少しでも税理士の存在を身近に感じていただけていたら幸いです。

カテゴリー

新着記事

アーカイブ

過去のブログ