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2011年03月28日
富士市NPO協議会にて講演を行いました
3月26日、富士市NPO協議会にて講演を行ってきました。
講演内容は「NPOの会計実務 ~会計って誰に頼めばいいの?~」です。
①NPO法人の代表・事務局長等を対象に、会計実務の基本についてと、
②記帳代行や税務申告等のアウトソースの選択肢について
講演してほしいと依頼を受けました。
潤沢な資金を持っているNPO法人はほぼ無いに等しいです。
では会計や税務、さらに労務に精通して法人を設立したかと言えば、そういうわけでもありません。
そこにNPO法人における会計等の問題が潜んでいると考えております。
もちろん、一般企業でも同じ問題はありますが、一般企業の場合税務申告がありますので、
ほとんどの場合、税理士や社労士が何らかの形で関与しております。
そこで考えました。
NPO法人がお金をかけずに、士業を使う方法を。
マーケティングの世界でいう、「ジョイントベンチャー」、「バーター」です。
そのままのイメージで良いかと思います。
具体的には、NPO法人は「NPO」という響きが持つ公益的なイメージを提供することで、
営利企業である士業が、単独では集客できない人を集めてあげるのです。
その代わり、顧問料や決算料を安くやってね、とお願いするわけです。
当然、両者の話し合いによって最終的には契約がなされるわけですが、
この方法を使えるNPO法人であれば、アウトソーシングを安くできる可能性が出てくるわけです。
この考えは、講演終了後の雑談の中から出てきました。
講演に来てくださった方、すみません。
こんな方法もありかと思いますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。