セミナー情報・ニュース
昨日8月31日の午後の時間を使って、株式会社東栄マネージメントコンサルタンツ(木村美都子税理士事務所、木村昌宏税理士・社会保険労務士事務所)の経営方針発表会を行いました。
経営方針発表会と仰々しく記載しましたが、外部の方をお招きすることもなく、また、実際の数値目標等はすでに伝えてありましたので、どちらかというと、経営者の頭の中を伝え、事務所スタッフの進むべき方向性・思いを統一し、1年間の気持ちを高めるための決起集会に近いものになります。
2012年、私どもがどのような気持ちで頑張っていくかというと、それがこちらになります。
HP等のディレクターをやっている方と最近知り合いになりまして、色々とお話をしました。その中で、弊社がどのような気持ちで仕事をやっているのかをお伝えしたところ、「心」、「お客様と一緒に喜ぶ」等のキーワードを出してくださいました。どちらも大切にしていることですので嬉しかったです。
ちなみに、「心」はロゴマークを作ってくださるデザイナーの方からも、同じことを言われたことがありました。
そして、そのディレクターの方が、税理士事務所と経営者の方が一緒に業績を向上させて、最後に「ハイタッチ」できるような関係が築けるといいですねとコメントしてくださいました。
じつは、別の方とお話しているときにも、「お客様の業績が向上したときに、本当に自分のことのように喜んでくれる税理士がいるみたいよ」ということを聞いておりました。
そこで、上記をまとめて、2012年度の経営方針は「お客様とハイタッチ」に決定しました。
上記ロゴは、そのディレクターの方に、経営方針を「お客様とハイタッチ」にしましたと伝えたところ、プレゼントしてくださったものです。感謝感謝です!! もしHPを作りたい・変更したいという方がいて、上記のようなロゴを作ってくださるような方に興味がある方がいらっしゃいましたら、いつでもご紹介いたしますので、気軽にご相談ください。
経営方針をロゴにする。けっこう面白いかもと思いました。
どうしても1年間という期間を考えると、相当に根気良く何度も言い続けない限り、当初経営者が語った思いというのは、どうしても皆の記憶の中から薄くなってしまいます。
一方で、同じことを言い続けるとくどくなるときがあります。
ロゴですと、ロゴを見ただけで、その時の情景が浮かぶ効果があるように思えます。
ですので、私は月初の会議の時に毎回使わせていただくことで、事務所全員の考え・思いを統一させていきたいと思っております。
ちなみに、2011年度の経営方針が「本気の経営支援」でした。
弊社は、今までの税理士事務所が提供してきた試算表・決算書中心でどちらかというと経費削減中心の経営助言では業績向上は難しいと考えております。なぜなら、お客様作り(マーケティング)という視点から対局にある組織・内部中心の経営助言になりがちだからです。
ですので、弊社では、お客様をつくり、つくったお客様を維持し、さらにお客様を増やしていくことを中心に考えた、戦略の立案・マーケティングの視点からの経営助言に力を入れております。
じつは、こうした経営助言をするために、弊社では3年位前から本格的に準備を進めてきました。
様々な研修に参加したり、DVD教材等を購入し金曜日の朝の時間を経営戦略・マーケティングの研修の時間にあてたりと、スタッフ全員で戦略・マーケティングスキルを伸ばしてきたつもりです。
しかし、既存の税理士事務所がこういう助言をやってこなかった・未だにあまりやっていないのにはやはり理由があると思います。
実際には税理士試験の科目に「経営」はありませんし、税理士事務所自体が小規模であまり経営のことを考えなくても経営できてきたという事実、さらに中途半端な気持ちでやっても習得できるものではないということがわかっているからあえて手を出さないのだと思います。
弊社では、経営支援に対しての本気度が違うと考えておりますので、スキルを習得することは問題ないと考えておりました。できるようになるまでやるだけですので。
沼津ではそこそこの規模がある事務所ですので、このような分野の研修に時間とコストをかけられたということも、戦略・マーケティング分野に進出できた要因の1つだと考えております。
しかし、最高の経営助言ができるようになるまでには、2011年度経営方針発表時には、弊社でももう少し時間がかかると考えておりました。スキルが身につく途中で、中途半端な助言をして、お客様を路頭に迷わせるようなことだけは絶対にしてはいけません。
ですので、この経営助言スキルについては、もう1年研修を重ね、じっくりいこうと決めました。
一方で、少子高齢化・低成長時代を迎えた日本においては、確実に経営の勉強を真剣にしたか否かで、今後の経営成績が大幅に変わるという認識を持っていただき、経営者の方も今まで以上に真剣に経営のことを考える必要があるということを伝える必要があると感じていました。
そのように考えていたため、2011年度は、「一緒に業績を良くしましょう!」という気持ちだけでもまずは伝えよう。
そのような思いが「本気の経営支援」という言葉になりました。
経営方針2012は、それから1年経ち、われわれの実力が上がってきたという自負が出てきたこと。
一緒に業績を良くしたいと思ってくださった経営者の方と、実際に業績を向上できたという事例がだいぶ出てきたこと。
そういうことを踏まえ、今まで以上に、業績を良くするという「結果にこだわろう」という、一歩進んだ経営方針としました。
良い決算で1年を終われてハイタッチ。(労務部門においては、経営者を悩ます労務問題を解決できてハイタッチ(労務)、資産税部門においては、納税から諸手続きまで全て済んでありがとうございましたと言われてハイタッチ(相続))。
やはり、われわれの仕事の喜びはそこにあると思いますので、お客様と本当に「ハイタッチ」ができる位に関係性を高める努力を行うとともに、今まで以上に本気で経営支援業務を提供していければと思っております。
さて、途中話が熱くなりすぎ、長くなってしまったのですが、
この発表会は、なるべくコストをかけずに、しかし場所は事務所から出ていつもと雰囲気を変えてやりたいとの希望から、東間門の事務所から近い千本プラザで行いました。
そして、その後、懇親会を開催しました。
場所は、ヴィラエッフェ(VILLA EFFE)。
場所の選定理由は3つ。
1、千本プラザから近い。
2、8月にできたばかりで、行ったことがないスタッフが多かった。
静岡県東部を盛り上げることに使命感を抱いているわれわれにとって、常に市内でアンテナを立てておくことは重要であると考えていること。
3、静岡県沼津市出身で、レディー・ガガのファッションディレクター、MUGLER、UNIQLOなどのクリエイティブディレクターを務めるというニコラ・フォルミケッティ氏が建物を監修したということもあり、静岡県東部から、1社でも多く世界でも活躍できる会社を輩出したいと願っている私どもに勇気を与えてくれる。
そのような理由から懇親会会場を決定しました。
ちなみに、レディーガガさんが実際に着た衣装らしいです。1階に展示してありました。
懇親会では、ワイワイやりながら、1年間をがんばり抜く英気が養えたと思います。
これからの1年間、精一杯、お客様の業績向上のために頑張りますので、今後も木村美都子税理士事務所をどうぞよろしくお願いいたします。