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昨日、カフェの店員さんから、「まだ朝ピラティス行ってますか?」と聞かれました。じつは朝ピラティスクラス、担当してくださっていた先生のご都合により、昨年末で残念ながらクローズになってしまいました。その代わりにはならないのですが、最近は自宅で懸垂をやっていますよとお伝えしたところ、「懸垂できるんですか?」と、けっこう真顔で聞かれてしまいました。「いや、高校時代にボート部のトレーニングでやっていましたから」とお伝えしても、「本当にできるんですか?」と疑惑はますます深まるばかり(苦笑)。
当時、背筋力はおそらく学年一。ボート部懸垂は、ただでさえごつかった体に、さらにリュックに5キロ~10キロ位のダンベルを入れ懸垂をするというけっこうなスパルタ。おかげでスポーツテストの懸垂は20回やり満点でした。そんな感じですので、懸垂は苦手ではないですし、運動神経は悪くない方だと思っています。不器用ではありますが。
職業柄、デスクワークイメージが相当強いのだなと、改めて認識しました。おそらく、PCより重いものは持ち上げられないイメージ。ちょっと面白かったです。
さて、本題です。今日は書評です。
D・カーネギー『人を動かす【新装版】』(創元社1999年)からです。
名著と言われているものですので、ずっと書棚にありました。ただ、たぶん、「人を動かす」というタイトルがどうも好きではなかったのだと思います。「動かす」っていう表現がどうもしっくりこないのです。原題は”How to Win Friends and Influence People”で訳が『友をつくり人を動かす法』です。これでもInfluenceがなんかしっくりこない感じです。「人を動かす」だとどこか強引なイメージが残ってしまうのです。
タイトルに違和感があった書籍なのですが、この書籍からそれこそ影響を受けたという方とお会いすることがありましたので、それを機に書棚から引っ張りだしてきて読破した次第です。
P.88~90からの引用です。
「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」。
他人に示す関心は、人間関係のほかの原則と同様に、かならず心そこからのものでなければならない。関心を示す人の利益になるだけでなく、関心を示された相手にも利益を生まなければならない。一方通行ではなく、双方の利益にならなくてはいけない。
≪人に好かれる原則① 誠実な関心を寄せる。≫
中身は良いことが書かれていると思います。当たり前のことではありますが。
<次回も、この書籍からを予定しています>