木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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2015年07月08日
思考が「あたりまえ化」している人・していない人

本日は書評です。以前も取り上げました横山信弘氏の書籍で、今回は『絶対達成マインドのつくり方』ダイヤモンド社 2012年です。帯に「自信をつけるのにモチベーションは100%必要ない!」と記載があります。
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以下、P.31,32,33を引用しながらまとめます。

思考が「あたりまえ化」している人=時間が未来から流れてくる人です(以下、Aさんとします)。目標から逆算して、やるべきことをストレスなく、すぐできる人と言えます。自分で決めた「行動」を達成するのが「あたりまえ」の人です。

一方、思考が「あたりまえ化」していない人=時間が未来に向かって流れている人です(以下、Bさん)。自分で決めた「行動」を達成するのが「あたりまえ」になっておらず、「できるかぎり」達成するという状態になっている人です。

ここでいう「あたりまえ化」とは、「無意識にできてしまう状態」を言います。「できる」のではなく、「できてしまう」状態のことです。

お客様のところへ約束した時間に訪問するという事例を題材に、AさんとBさんの違いを簡単に見てみます。
思考が「あたりまえ化」しているAさんは、「朝10時にお客様を訪問する」という目標から常に逆算した行動をとります。
Bさんは目標から逆算できずに「時間が未来に向かって流れていく」わけで、遅刻する可能性が大きくなります。

「行動」のみならず、「結果」に関しても同じことが言えます。決めたのにやりきれない。結果を達成できないのは、スキルがないからだとか、うまくいく方法を知らないからだという以前に、思考が結果を出すということに「あたりまえ化」していないことが根本的な原因なのだと解説されています。

あなたの時間はどんな風に流れていますでしょうか?
未来から流れてきていますか? 
未来に向かって流れていますか?

<明日も書評をしたいと思っています>

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