セミナー情報・ニュース
少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も私なりの視点で、中小企業経営に役立つような情報や視点をここで記載し、”黒字の黒子”となれるように精一杯頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
さて、本年1回目の投稿は書評からいきたいと思います。
ゲアリー・ケラー/ジェイ・パパザン『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』(SBクリエイティブ株式会社 2014年1月)。
P.11 的をしぼる
誰もが一日に同じだけの時間を持っているのに、なぜ他の人よりずっと多くのことをこなせる人たちがいるのだろうか? 彼らはどうやって多くのことをこなし、実現し、そして多くのものを稼ぎ、手に入れているのか? ・・・
それは、彼らが核心をつかむことを物事の中心に据えているからだ。つまり「的をしぼる」のだ。何かに成功する確実で絶好のチャンスを得たいなら、方法は常に同じでなければならない。的をしぼるのだ。
「的をしぼる」とは、したいことではなく、するべきことをするということだ。それは、すべてが等しく重要とは限らないことを知り、最も重要なものを見つけることでもある。行動と望みとをしっかりと結びつける方法でもあり、また、目覚ましい成果は、どれほど的をしぼれるかによって決まると気づくことでもある。
年末年始に読んだ本からの引用になります。
中小企業の場合、人と資金には限りがあります。そうなると、いかにするべきことにその人と資金を集中的に投入し、他社よりもより多くの時間をそのすべきことに費やせるかが重要になってくると思っています。
そのするべきことを探すのに最適な手法として、私はランチェスター経営の竹田先生の考えを参考にし、日々の業務の中や勉強会の中などで経営者の皆様にお伝えしているつもりです。
最近、その勉強会の中でいつもお聞きしていることがあります。
「経営していますか?」
「経営って何ですか?」
という質問です。
改めて聞かれると難しいと思いませんか?
一言で「経営」って何でしょう?
<次回もこの書籍からの引用を記載予定です>