木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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セミナー情報・ニュース

2016年01月26日
スタッフ向け数字の勉強会&経営状況ヒアリング

先週金曜日、コンサルティング開始にあたって、お客様のスタッフミーティングに参加し、その後、経営者の方からの現状ヒアリングをさせてもらってきました。

スタッフミーティングの中では1時間ほどお時間をいただき、スタッフ向け「脱ドンブリ経営セミナー」をやらせてもらいました。スタッフの方に会社の数字の構造をおおまかに捉えてもらい、売上・利益が必要な理由等を経営者に成り代わって私が説明することで、業績向上策をスタッフにも一緒に考えてもらえるようにすることが本勉強会の目的です。

現状ヒアリングは大きく8つ、細かい点まで含め全部で48の質問をさせていただきます。その質問の中で、経営者が気になっているところをあぶり出していきます。そして、そこを集中的にさらにヒアリング。

今回ヒアリングさせていただき、経営者が今一番気になっていることはマーケティングだということが判明しました。ずっとちゃんとマーケティングをやりたいと思ってきたのだけれど、今はどうしても他にやりたいことがある。そういうことでしたので、今はそのやりたいことに集中してもらうために、そのやりたいことが終わった後にどうマーケティング活動をしていくのかを整理させてもらいました。

・やりたいことが頭の中にうごめいていて整理できていない状態。
・いつまでにはこれをやる。そして、その後あれをやると明確になっている状態。
前者と後者とでは、今やるべきことへの集中力が全く変わってきます。今はやらなくてもいいことを明確にすることで、脳が今やるべきことに集中できるようになるのです。

マーケティングに関しては、ずっとやらなくてはと思っていたというだけあって、今後のスケジュールについては質問した瞬間に、「それは3月の末にやります。これは5月GW明けで」と、明確に即座に回答していただきました。ここまでやるべきことを即答できる経営者の方は珍しく、私も質問をしていて楽しくなってきました。

私は経営者の頭の中を整理し、やるべきこととそのスケジュール感を見える化することで、業績向上の支援をしています。川下である試算表や決算書だけを眺めていても業績は向上しないと思っているからです。数字だけがいきなりよくることはなありません。あたりまえですが、川上である行動が変わらないと数字は変わらないのです。「数値」と「行動」。この両方に徹底的にこだわります。
もちろん大前提として、その会社にある商品やサービスでお客様をどう幸せにするのか、そこありきでの「数値」と「行動」へのこだわりになります。

組織図にも名前を入れていただきました。
社外の人間として、客観的に俯瞰して状況判断をし、新たな視点や気付きを提供するのが私の仕事ですが、こうやって名前を組織図に入れていただけるとその会社の仲間に入れてもらえたようでうれしいです。
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<次回は「コーチング講座」修了について投稿予定です>

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