セミナー情報・ニュース
昨日、日曜日でしたが、お客様のスタッフ研修の日に合わせ、スタッフ向け『脱ドンブリ経営セミナー』を開催してきました。
「会社の儲けのしくみ」をスタッフの方にわかりやすくお伝えする勉強会になります。昨日は全部で14名の方に受講していただきました。ありがとうございました!
今回このセミナーで狙った効果は以下の通りです。
・高校生でもわかるレベルで会計の話をすることで、会社の数字に興味を持ってもらう
・自分たちの給料の原資である売上・粗利の重要性に気付いてもらう
・売上・粗利をもたらしてくれるお客様に選ばれることの重要性に気付いてもらう
・利益を全部経営者が持っていっているわけではなく、必要だから経営者は売上・利益と強く言う理由をわかってもらう
・その結果、経営者から現場のスタッフまで全員が良いサービスを行い、それをちゃんとお客様に伝えることが可能になり、最終的に会社の業績が良くなり、スタッフの「やりがい」と「経済的充実」(物心両面)も実現することを目的として開催しました。
前半、高校生でもわかる会計の講義。
後半に今回は着眼点モデルを使って、考えられる売上アップ策を皆で考えるワークを行いました。
ワークは、6班に分け、それぞれに売上アップのための方策をまとめてもらいました。けっこうかぶる方策もありましたが、それは普段から気が付いてはいるけれど改善しきれていない事項だと思います。今回、皆がそこに問題意識を持っているということが明確になりましたので、まずはここから皆で改善していっていただければと思っています。
しかし、中には新しい意見も出てきました。それについては実現可能なのか、戦略的に正しいのか、色々な検討を加えていただきながら、やるやらないの判断を最終的には経営陣で判断をしていただければと思っています。
今回は時間の制約もあり、売上アップの方策の大枠をまとめる所までを担当させていただきました。この後は、社長にバトンタッチをし、今後開催される全3回の定期勉強会の中で、詳細を詰めていっていただくことになっております。
会社の業績を良くし、雇用の安定を確保してあげたい、賞与や手当を増やしてあげたい。そういう気持ちで経営しているけれど、なかなかその想いが上手にスタッフに伝わっていない気がする。そのような問題意識が今回依頼してくださった経営者の方にはあったようです。そんなときに私の『脱ドンブリ経営セミナー』を受講してくださり、それが今まで受講した会計セミナーの中で一番わかりやすかったので、ぜひスタッフ向けにもやってほしいということで、今回の依頼につながったようです。
私にとっては嬉しいかぎりのお話しです。話をいただいた時から、この経営者の期待に応えるにはどのような話をしたらいいだろうかとずっと頭の片隅でプランを練り続けていました。そして、前日土曜日の夜に最終の仕込みをしました。
その甲斐あってか、最初、会計の話ということで緊張していたスタッフの方も、途中から色々と意見を言っていただけるようになりました。依頼してくださった社長の想いの一部を会計の話を通じて代弁できたのではと自分の中では思っております。
ご要望がございましたらこのようなスタッフ向けの会社のお金の勉強会、どこでも開催可能ですので気軽にご相談ください。『脱ドンブリ経営セミナー』を受講したことがない方は、このセミナー・勉強会で現状の問題点を解決できるのかどうかというご相談でも全然大丈夫です。
また、何名か集めていただきましたら、経営者向けの『脱ドンブリ経営セミナー』も出張で開催可能ですので、気軽にお声がけいただければと思っております。