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前回は幼少期のことを書いた。砂が友だちだったこと。幼稚園での生活のこと。
それ以上にあまり記憶がないので、早々に小学生の時の話に移るとする。
丸顔の効用
経営支援に力を入れている理由
と言っても、小学生に上がったからと言って特にこれといった特徴が増えるわけでもない。身体的な特徴を言うとヒョロガリ。当時はローレル指数という指標があり、それに従うとやせすぎに限りなく近いやせ。今そのローレル指数なるものをネット検索し、試しに自分の体重等を入れてみたら標準。ちなみに、私の体重は、高校時代からは全く変わっていない。ボートをやっていたので当時の筋肉量はすさまじく、さすがに筋肉量は激減したが体重はキープできている。ヒョロガリの血は娘にも引き継がれ、現在151センチで31キロ。ローレル指数で言うと完全なやせすぎである。娘は健気なもので、学校の体重測定結果が前回の数値よりも少し改善した(重くなった)じゃんと伝えると嬉しそうにしていた。本人なりにガリを気にはしているようだ。それなのに親同様顔は丸い。息子の顔も丸い。丸顔というやつだ。娘の顔だけを見た人は、丸々とした立派な子ね、と皆言った。いや、ガリだ。相当に。息子もなかなかの丸顔だ。例えるなら「あとひき豆」のようである。冬は白の方、夏は茶色の方のイメージである。夏休みでぐっすり寝ている顔はあとひき豆そのものである。
ガリ。ガリゆえ顔は少しシャープ!?
自分の話に戻すが、体形と顔がアンバランスだったからか丸顔はずっと嫌だった。しかし、その丸顔で社会人になると得をすることも多々あった。お客様に法令を順守してもらうのが仕事であるし、会社の利益構造が悪かったりキャッシュが不足しそうな時はその事実もしっかりと伝えなければいけない仕事である。もちろん、嬉しくない事実を誰も喜んで聞きたくはないものだ。ゆえに、こういうことを伝える時は、頭の中で何度もシミュレーションをする。経営者に納得感と気づきと次なる行動のきっかけを得てもらうための工夫を何度も考えるのである。それでも毎回緊張するし、より良い経営をしてもらいたいという想いも言葉に乗せて伝える。
そんな時、丸顔だとあまりキツイ感じにならずに済む。済んでいるのかどうかはわからないが、あとひき豆顔で真剣にもっと良い経営成績を残してもらいたいと一生懸命考え、静かに熱く伝えてくれたなら、そんなに嫌な感じはしないのではと思っている。そういう意味で丸顔はありだ。それに、アンパンマンにドラえもん、皆に好かれる国民的キャラクターは皆丸顔だ。ただ、やはり弱点もある。ちょっと太るだけですぐに二重顎になるのだ。これだけは何とかしてもらいたい。アンパンマンやドラえもんも太ったら即二重顎だろう。
話をちょっと前に戻すと、ゆえに経営者には良い決算や試算表の報告をたくさんしたいと思っている。経営支援に力を入れている理由はこういう所にもある。そして、経営者全員が資金繰りという概念から解放され、毎日ぐっすり眠れると良いなと思っている。融資を受ける時は資金不足ではなく次なる積極的な投資の時。そんなことを思って日々経営をしている。小学生時代から経営への話の飛躍がすごいがきっと早く経営のことを書きたいのだと思う。ということで、次回は社会人になってからの話に一気に進み、中高大時代の話は追々していくことにする。
(税理士・社労士・経営者)=題字も筆者