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昨日5月9日、夏川立也氏のパワー・コミュニケーション研修を受けました。
夏川先生は、京都大学在学中に落語家桂三枝さんに弟子入りしたという経歴の持ち主です。
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最近、講演がうまい人の共通点を見つけました。
夏川先生も、やはりこの共通点がありました。
共通点は長くなるのでとりあえず置いておき、毎回のごとく面白かった点を書き留めます。
・コミュニケーションにおいて10点が90点になる必殺技はない。
(これ、よくわかります。経営の勉強についても全く同じです。)
・人間は90%以上が無意識で動いている。
・「言葉半分、感情2倍」。事実は伝わらない。「こうおもしろかったんですよ」で伝わる。
・行動にしか落とし込めない。3週間がんばれば、なじむ。案外アッという間に変わる。
・あえて特別感を与える。たとえば、「〇〇さんだから1杯おまけ」。あえて位でちょうど良い。
・高めの球は振るな は 「マイナス」→ ×
低めを狙え は 「プラス」→ 〇
(心理学でいうピグマリオン効果というらしい。調べたら、「期待された通りに成果を出す傾向があることの現れ」と書かれていた。「ピグマリオン+プラスの感情」ということと解釈)
この重要性は私も最近非常によく感じます。
就業規則の服務規律で、「〇〇をするな。△△は禁止」よりも「〇〇しましょう! ◇◇を心がけよう!」の方が、絶対に読んだスタッフの人は受け入れやすいはずと私も考え、後者の文言で就業規則を作るように心がけているからです。
環境、空気、感情は変えられない。落とし込めるのは「行動」のみ。
行動が変われば、空気が変わり、感情が変わる。
つまり、「空気は意図的に作れる」。
結局、講演がうまい人の結論を言ってしまいました。
講演がうまい人はお笑いと同じで、空気を意図的に作っている人が多いです。
皆様もそんな視点で講演に参加してみてはいかがでしょうか。