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お盆休みを取られた方が多いと思いますが、皆様はいかが過ごされたでしょうか。さて、お盆休み明け1回目の投稿は、和仁達也氏『年間報酬3000万円超えが10年続く コンサルタントの対話術』かんき出版2015年をご紹介いたします。
著者の和仁達也さん、私のキャッシュフローコーチの師匠になります。2013年に約半年間かけてキャッシュフローコーチとしてのノウハウを色々と教えていただきました。ちなみに私はキャッシュフローコート第0期生として認定を受け、第0期生のMVPも受賞しています(^^)v その頃の復習を兼ねて書籍を読みましたので、何か所か引用したいと思います。
p.4
コンサルタントの仕事は、突き詰めれば「言葉を使って人に影響を与え、成果をもたらし、報酬を得る」というシンプルな行為です。
p.34
情報が手に入らない時代は「情報や正解を教えてくれる先生」に価値があるけど、情報化社会に入ると、「情報や正解」ではなく「自分で意思決定するための判断基準」に価値がシフトしている。
p.35
「パートナー型」コンサルタントは、「相手が見落としていた盲点に気づかせる」。
p.45
“あり方”が変わると、”発想”が変わる。
そして、発想が変わると”思考”が変わる。
思考が変わると”行動”が変わる。
行動が変わるから”結果”が変わる。
P.93
デキない営業マンやコンサルタントは、【相手の質問】にそのまま答える。
デキる営業マンやコンサルタントは、【質問の意図】に答える。
p.101
営業とは、こちらの商品・サービスを売り込む行為ではなく、相手のお困りごととこちらの商品・サービスをマッチングするお見合いである。
p.136
上下の軸、すなわち「抽象度」(上の階層)と「具体度」(下の階層)を自由自在に往復する発想です。
p.214
コンサルタントが自然と好奇心を持つにはどうしたらいいかというと、僕のコツは目の前のクライアントに起こっている出来事をドラマと思って聞くということです。それも単発ではなく、連続ドラマです。
以上、引用になります。
人に影響を与え、成果をもたらす。自分で意思決定をするための判断基準を与える。相手が見落としていた盲点に気づかせる。相手のお困りごとにフォーカスする。その他、私がお客様とお話をする時に気を付けていること、意識をしていることを和仁先生はわかりやすい言葉で簡潔にまとめてくださっております。和仁先生のすごさはこの言語化力にあると私は思っており、いつも本当に色々と勉強になります。
私がいう”黒子”というのは、和仁先生がいうところの「パートナー型コンサルタント」をイメージしております。この書籍での復習を活かし、お盆明けもお客様に成果をもたらせるように引き続き頑張っていきます。
【明日も書評の予定です】