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『僕の履歴書』という紙媒体を作成しました。
オンラインでも気軽に読んでいただけるように、このブログでも月1回を目途に更新予定です。
僕は沼津生まれ、東京育ち
良さそな人はだいたい友だち
私の父は生まれも育ちも東京の下町。母は生まれも育ちも沼津である。その二人の間に生まれた長男が私である。その約2年後に弟が誕生する。私が昼間の中小企業を、弟が夜の沼津の街のパトロールを担当していることを知っている人は知っている。私自身は、小5の2学期までを東京の下町で過ごし、小5の3学期より仕事の関係と子育ての環境を求め母の生まれ育った沼津に引っ越してきた(らしい)。中学の友達によく言われるのが、「きむって転校生だったっけ?」ということである。文化の違いは感じたが、皆のおかげですぐに馴染むことができた。
沼津で生を受け、東京で育ち、沼津で青春時代を過ごし、大学生と税理士修行時代でまた東京に。そして28歳でまた沼津に戻るという動きをしており、沼津と東京のハイブリッド型を自任している。この沼津という地域を良い意味で客観的・俯瞰的に見ることができる環境で育ったのではと思っている。しかし、どこが地元かと言われたら、やはり中学・高校時代を過ごした沼津だと躊躇なく言える。中学時代は色々な人がいて面白かったし、高校時代の仲間とやった部活や課外活動は本当に良い思い出である。
ちなみに、小さな頃に好きだった遊具は鍋とおたま。だからか今でも好きな街は合羽橋。そして最近の愛用のフライパンはバーミキュラの鉄鍋。バーベキュー用の6ミリの分厚い鉄板もある。ただ、アウトドアは人についていくタイプなのでまだ家庭内でしか使ったことはない。山田工業所の打ち出し中華鍋もある。
中小企業の小さな改善や面白い着眼点が好きで、そこについついお金を払ってしまう。そのような性質なので、家電も大好き。最近は減ったが、家電に関しては完全なアーリーアダプターだった。かつて、CDウォークマンというものがあったが、私が買ったものは電池が8本位必要で重く、一歩歩くとすぐ音飛び。ソロリソロリと歩かないと音を楽しめない代物だった。しかし、私のその投資がきっと今のソニーの快進撃に繋がっているのだと信じている。
このようにお金は循環していくものだと思っている。明日は、今よりちょっとでも良い世界になっていると良いなと思っている。中小企業の経営者やスタッフが、ちょっとずつ商品やサービスを改善し、結果、売上が立ち、それを原資に給与や次なる投資に使っていける循環が作れたら、私は全社、黒字経営が可能になるとも信じている。そしてこのことが、今より良い生活、良い地域になっていくための礎になっていくと信じている。
普段は綿密に計画(戦略)を練って進んでいく方なのだが、この連載に関しては下書き無しで書いていこうと思っている。税理士という堅い仕事をしている。税理士・経営者という立場をどこかに置かせてもらい、大いに自己開示をしていくことで木村って意外とおもしろい奴じゃん。数字を扱うから客観的でクールだと思っていたけど、意外と下町系で義理人情を大切にするんだ。そんなことも感じてもらえたら嬉しいなと思っている。「これ、日経のパクリじゃん」とか、「ここ、Dragon Ash?」とか、ツッコミを入れながら、気軽に楽しんでほしいです。結果、少しでも気軽に相談できる身近な存在になれたら嬉しいなと思っています。
(税理士・社労士・経営者)=題字も筆者