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皆様ゴールデンウィークはいかが過ごされましたか?
私は・・・、ある関連する書籍を5冊一気に読破し、内容をまとめ、お客様のところで即実践させていただきました。集中的にインプットし、それを一気にまとめる時間が取れるだけでもありがたいのですが、実践の場がすぐにあることはもっとありがたいことです。私を選んでいただいているお客様に本当に感謝です。
そのお客様のところでは、狙い通りの「葛藤」が起こり始めました。変化の胎動です。次回行くのが楽しみです。
さて、本題です。
先日「すごい会議」のメンバーの写真が載った1面の新聞広告が出ていました。見た方もいるかと思います。
今回は、そのメンバーの一人である永井祐介氏の 『たった1日でチームを大変革する会議』 サンマーク出版 2012年をご紹介します。
P.39~42
【ルール1】今日1日は、この会議のやり方に身を預けてやってみること
【ルール2】携帯電話オフ、会議中は退出しない
【ルール3】問題を見つけたら「指摘」するのではなく、「解決策」を言う
【ルール4】「わかりません」「ありません」という答えはなし
【ルール5】「3つのS」をこころがけ、スピーチなし
【ルール6】ファースト・チェスにトライする
【ルール7】可能な限り愉快に、ムードよくやる
以下、補足コメントです。
ルール1は、本書に紹介されているやり方で素直にやってみるというものです。いきなりアレンジをしようとすると、新しいやり方でやるまでに時間がかかってしまいますし、なかなか思った成果も出せません。私もまずは本書の言う通りにやってみることをお薦めします。もちろん、書籍の情報だけで全てが上手く流れていくわけではないのですが。
ルール2、いかがでしょう? 意外と、会議が時間通り始まらないからちょっと一本電話と言って中座。今度はその電話の終了待ちでなかなか会議が始まらない。そんな光景がけっこう身近にあったりしませんか?
ルール3、解決策は一切持っていないのに、問題点はやたらと厳しく指摘。解決案を持ち寄って、より良い方向性に舵を切るのが会議の目的のはずなのですが。
ルール4、「思考する」ってことが大切だと思います。ルール3とも関連しますが。
ルール5、3つのSとは、ショート、シンプル、ストレート。前置き不要。スピーチしたい場合は1分以内というルール。ルールがない会議が多いです。ルールがないから特定の方の独演会になってしまい、結局終わってみると決定事項がほとんどないまま会議終了。そんな状態になってしまいます。
ルール6、5秒で思いついた答えを出す。熟考しても、直感で素早くチェスを打っても8割以上の確率で答えは一致するというデータを応用したルールだそうです。最初から100%の完璧な答えを出そうとするのではなく、8割方の正解でOKとし、思いついた答えをテーブルの上に出すことを重視します。
ルール7、ムードの良し悪しでアウトプットに差が出ます。もちろん、ムードが良い方がより良いアウトプットができます。
本日は、本書で推薦している会議のやり方の最初のルールのところだけをご紹介しました。本書では他にもおもしろい会議のしくみがたくさん紹介されています。次回以降、もう少し中身をご紹介できればと思っています。
<次回もたった『1日でチームを大変革する会議』からです>