木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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セミナー情報・ニュース

2015年04月06日
ビジネスを大きくするたった3つの方法

第3段の書評投稿は、2011年2月25日、26日、27日に、私も直接研修を受けたことがあるJay Abraham氏のマーケティング理論についてまとめます。ちなみに、このJayの研修、3日間で定価で80万円位の超高価な研修です。

ジェイ・エイブラハム『ハイパワー・マーケティング』 インデックス・コミュニケーションズ 2005年 P.18,19

http://www.amazon.co.jp/dp/4757302878/…

P.18,19
ビジネスを大きくする方法は、たった三つしかない。
1 クライアントの数を増やす
2 クライアントあたりの平均販売額を増やす
3 クライアントの購入する頻度を増やす
この三つにだけポイントを絞ればいい。

クライアント数×クライアントあたりの取引額×年間取引回数=総収入
1,000人×100 ドル× 2回=20 万ドル

この3つの数字をほんの 10%ずつ増やすと、どうなるか?
1,100人×110 ドル× 2.2回=26 万6,200ドル

それぞれを、わずか 10%増やしただけで、収入は 33.1%も増加する。

以下、補足コメントです。

この掛け算の式はよく出てくる式ですので、聞いたことがある方も多いと思います。

この式を知らずに、いきなり収入を33%増やせと言われると漠然としすぎて難しく思えるかもしれません。しかし。実際にはそれぞれ10%ずつ増やすだけで収入が33%も増加するのです。

一気に33%以上収入を増やす必要がなければ、これらを何も全部同時にやらなくても良いのです。まずはクライアント数の拡大からやっても良し。クライアントあたりの平均販売額を増やすことから取り組んでも良し。購入頻度を増やすことから取り組んでも良いのです。

原理原則通りに行くのであれば、一度買ってくれたクライアントにもう一度買ってもらう工夫をするのか、平均販売額を上げることから考えるのがコストがかからなくて良い方法だと思います。関係性0の人に販売するよりも、一度関係性ができた人に販売する方がはるかに楽だからです。

闇雲にビジネスを拡大しようとしても難しいと思います。
新規クライアントの獲得に注力するのか。
リピート対策を徹底するのか。
平均単価を上げる工夫をするのか。
中小企業は資本力や社員数の関係から、何でもかんでもはやれませんので、まずはどれかに注力し、成果が出たら他の方法も実践する。そんな方法が良いかと考えます。

<続く>

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