木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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2015年07月22日
「いまどこだ」「どうなりたい」「どうやる」「どうなった」

本日も引き続き新将命氏の『社長が押さえておくべき 30の基礎科目 経営の教科書』ダイヤモンド社 2009年の一節をご紹介します。

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P.106~110から引用。
我が社の進むべき方向性について語るうえでは、何をおいても外せないのが「戦略」である。
・・・
経営とはつまり、次の四つを行うことであり、この四つが経営者の仕事の95%を代表している。世に言う「戦略」とは、要するにこの四つのなかの③である。

① 「いまどこだ」 
我が社の現状を社員に説明するのが「いまどこだ」。つまり、「現状把握」である。

② 「どうなりたい」
これには要素が二つある。
一つ目は概念的な「理念」。
(1) 使命:我が社はだれのため、何のために生きているのか
(2) ビジョン:我が社はどういう会社になりたいか
(3) 価値:経営を行うときに何を大事にするか

このままでは抽象的すぎるので、理念に数字を加える。するとより具体的な「目標」が生まれる。これが「どうなりたいか」の二つめの要素である。・・計数的な数値目標のことだ。

「どうなりたい」とは「理念」と「目標」の二つからなる。前者が概念的、抽象的であるのに対し、後者は計数的で具体的であるという特徴を有する。

③ 「どうやる」
「理念」に数字を足すことでできあがった「目標」を、今度は実際に何をどうやって達成するか。その方法論を大枠として示したものが「戦略」である。「やること」と「やり方」の枠組みともいえる。
・・・戦略を具体的に現場に細かく落とし込んだものが「戦術」である。

「どうやる」は戦略と戦術の二つで成り立っている。
・経営者が考えるべきは「何を(What)」:そもそも何をやるか/やらないか=戦略
・社員が考えるべきは「どのように(How)」:どうやるか=戦術

④ 「どうなった」
戦略を実行に移した結果、目標に対しどういう成果があげられたか。アウトプットを分析し、次につなげていく作業のこと。

実のところ、社員が疲弊している会社では、経営者が売ってこい、顧客を見つけてこい、代金を回収してこい、と具体的な「戦術」ばかりに首を突っ込んでしまっていることが多い。

以下、補足コメントです。
使命、ビジョン、価値が言葉で示されており、数値目標も明確で、戦略と戦術の違いをしっかりと説明できる。そのような経営者になることができたら、その会社の業績・資金は自ずと最大化されると思っております。これらのエッセンスを平易なことばで本書籍ではまとめてあったので、ご紹介させていただきました。

<明日は第31回ビジネス倶楽部について投稿する予定です。>

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