木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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2015年12月04日
刺激と反応の間

刺激と反応の間には選択の自由がある。

選択の自由の中にこそ、人間だけが授かり、人間を人間たらしめる四つの能力(自覚・想像・良心・意志)がある。

自覚は、自分自身を客観的に見つめる能力。

想像は、現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力。

良心は、心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動がその原則と一致しているかどうかを判断する能力。

意志は、他のさまざまな影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力。

主体性のある人は、自分の行動に責任を持ち、状況や条件づけのせいにしない。自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、価値観に基づいた自分自身の選択の結果であることを知っている。
人間は本来、主体的な存在である。だから、人生が条件づけや状況に支配されているとしたら、それは意識的にせよ無意識にせよ、支配されることを自分で選択したからに他ならない。
そのような選択をすると、人は反応的になる。反応的な人は、周りの物理的な環境に影響を受ける。天気が良ければ、気分も良くなる。ところが天気が悪いと気持ちがふさぎ、行動も鈍くなる。主体的な人は自分の中に自分の天気を持っている。雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。自分の価値観に基づいて行動している。質の高い仕事をするという価値観を持っていれば、天気がどうであろうと仕事に集中できるのだ。

ここ最近、上記のような話をする機会があったのでご紹介してみました。
スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの主観』(キングベアー出版2015年8月)P.79~82からの引用抜粋です。

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<次回の投稿も書評を予定しています>

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