木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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セミナー情報・ニュース

2015年12月08日
経営、していますか? そもそも経営って何ですか?

昨日は、とある場所にお招きいただき、経営の勉強会を開催してきました。勉強会と言いましても、これというお題が与えられたわけではなく、参加者それぞれのお悩みを聞き、そこからお題を決めていくという流れでした。参加者は今年開業の個人事業主の方から、老舗の法人、さらにオブザーブ参加の方等と多岐にわたっており、またこのお題自由な感じがじつは逆にお題設定が難しかったりする要因だったりしますので、冒頭少々戸惑いました。

しかし、話を進めていく中で、やはり「売上をもっと上げるには?」という共通の悩みが出てきましたので、そこを軸に話を進めていきました。これをやれば明日から売上が3倍に!、なんて魔法はありませんので、私がまずお伝えすることは「経営のやり方」、「原理原則」になります。

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原理原則をお伝えしていく中で、随時皆様に色々な質問をさせていただきましたので、途中から勉強会というよりも、「プチ個別コンサル会」のようになっていきました。皆様ポテンシャルを秘めているように感じましたので、やり方1つで業績はもっともっと良くなるはずだと感じました。

途中からこの複数人での公開「プチ個別コンサル会」になっていきましたが、この形、じつはけっこうメリットがあります。
・自分のことはよくわからないけれど、他人のことはよく見えるので、他人へのコンサルを通じて多くの気づきが得られる。
・他人への質問時には自分は回答不要なので、自分への質問として置き換えて、冷静に自分自身の回答を導ける。
・異業種の常識は自分の業界の非常識。異業種の非常識は自分の業界の常識。他人の話を聞いているだけで、多くの気づきが得られる。
・ファシリテーターがいないとそれぞれに好き勝手言ってしまい、結果いわゆる「素人意見の罠」にはまってしまうのですが、それがないので安心して意見交換ができる。
・他人の前で話すことで頭の整理が進むと同時に覚悟も決まる
等々、ざっと思いつくだけでも色々あります。

主催者の方が後で言ってくださった感想の中に、「売上に悩んでいる人は、行動していないか、やり方が違っているのに気がついていない」という言葉がありました。まさにその通りだと思っております。そもそも想いはあるのか。想いがあるとしたら、経営のやり方はわかっているのか。わからないから不安で動けないのか。動いているけれど、間違ったやり方でひたすらに動いてしまっているのではないか。

何をどのようにしたら良いのかわからない。漠然とした不安を抱えている。動きたくても動けない。私が勉強会をする理由は、そういう経営者の頭の中を、経営を勉強していただくことで整理をし、行動を加速してもらいたいと思っているからです。

やり方さえ間違えなければ、まずは負けない経営ができるようになります。負けない経営ができるようになれば、不安が無くなくなっていきます。負けないで経営を続けていると徐々に経営戦略レベルが上がってきます。いずれ大きな成果が出るようになります。

2時間ちょっとの短い勉強会ではありましたが、参加してくださった方に1つでも多くの気づきを持って帰っていただけていれば嬉しく思います。この地域に一人でも強い経営者が増え、その結果地域が活性化することを願いつつ。

<次回は、将軍の日の開催について投稿予定です>

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