木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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セミナー情報・ニュース

2015年12月10日
補助金依存の悪循環

昨日夜、沼津市役所主催の「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」という講演会&懇親会に参加してきました。

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なぜ税理士・キャッシュフローコーチをやっている私がまちづくりリノベーション?、と思われるかもしれませんが、理由はシンプルです。税理士・キャッシュフローコーチは中小企業の業績向上を支援する仕事だと私は考えており、その中小企業が活躍するための土壌は良い方が良いに決まっている、つまり街が元気な方が中小企業も活性化しやすい、そう考えているからです。どちらが先かわかりませんが、両輪で動いていくものだと思っています。

そして、微力ながら、今までの経験から何かお手伝いできることがあるかもしれないという思いからの参加でした。また、今回は娘の幼稚園のパパ友に声をかけていただいたり、高校の同級生も運営側にいたりしましたので、参加をお断りする理由はありませんでした。

講演を聞いていると、どうしても職業病からか、戦略分析的な目線で話を聞いてしまいます。ここではその分析の詳細は載せませんが、うまくいっている事例は、やはり原理原則に則っているのだなというのが私が話を聞いての感想です。逆に、各地での成功事例をどんなにたくさん聞いても、裏にある原理原則を抽象化できないと、応用は効かないのだろうな・・とも思いました。

さて、今回の講演の中で引用したいのは、「補助金依存の悪循環」という話です。補助金や助成金頼みのまちづくりに警鐘を鳴らすものですが、これは中小企業にも同じことが言えると思っています。税理士・社労士をやっていますので、補助金等の申請を手伝ってほしいという話もそれなりに来ます。ただ、あまり私は受けません。状況によって、もしくは使い方によってはありだと思うのですが、補助金等ありきの経営になってしまう人が多く、それが嫌で私はあまりやらないのです。補助金等をもらうための書類作り、けっこう大変だと思っています。その時間があるのであれば、経営戦略をじっくり練り、行動に移した方が未来がある、どうしてもそう思ってしまうからです。

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自分で考えて付加価値を創り出せる経営者が増えると、まちは活性化される。私はその手伝いを通じてまちの活性化に貢献していきたい。改めてそう思わせてくれた講演会でした。

補助金依存の悪循環については以下より引用しました。
http://blog.revitalization.jp/?eid=810884

<次回の投稿は、繋がりについてを予定しています>

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