木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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セミナー情報・ニュース

2016年01月19日
クレドが「カリスマ」になる!?

年末に家族旅行に行ってきました。移動時間が長くなる旅の場合、私は業界の新聞や雑誌を持って出かけます。税理士、社労士、コンサルティング、けっこうありますので、その時に読みきれなかったものを一気にまとめて読むのです。雑誌等なので、必要な箇所は切り抜き保存。本体は随時捨てていきますので、旅が進んでいくにつれ荷物が軽くなっていくというスタイルです。電子書籍もだいぶ普及してきましたが、業界雑誌等はまだ紙媒体なのでこの手法を採っています。

さて、前置きが長くなりましたが、業界新聞の中からの記事を紹介します。2015年7月20日納税通信9面からの抜粋引用です。

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カリスマ=一部の人々が持つ、他の人々をひきつけ感銘を与える強力な個人の性質。このような俗人的な個人の資質で、良くも悪くも組織を引っ張っている状態をカリスマ経営と定義する。

このカリスマ経営、経営者の属人的な個性や魅力で組織を引っ張っている状態ですので、組織全体が経営者に依存する体質に往々になってしまいます。社員からすると、仕事を任せてもらえないため、成長しない、やりがいが得られにくい、結果、賃金も増えないという悪循環に陥りがち。

経営者の考えが浸透しておらず、自立した社員が育たない組織では、経営者に依存し続ける体質を変えられず、いつまで経っても強い組織は作れない。

そのようなとき、クレドが力を発揮するのです。クレドは経営者が大事にしている経営理念を文書化したものです。クレドがしっかりと浸透すれば、経営者がいちいち個々の社員に口伝えで指導しなくても、クレドを使って他の社員が指導してくれるようになる。

クレドを作成すると、経営者と経営理念の分離が可能になります。経営者と経営理念が分離されることにより、経営者を経営の基準にするのではなく、クレドを経営の基準にすることができる。経営者がカリスマではなく、クレドをカリスマにすることができるのです。

弊社でもクレドカードを作ったのは以前に投稿した通りです。
今はその内容の浸透とさらなるブラッシュアップの段階にあります。ちなみに、弊社のクレドカードの中の行動指針9番目は「自分達が検証済」です。世の中には様々な経営支援サービスがありますが、まずは自分達が実際に導入し、成果が上がったものだけをサービスラインナップに入れようという姿勢しめしたものです。

弊社のクレドカードもがどのような成果をもたらすのか、随時ご報告できればと思っております。

<本日は予定を変更しての投稿でした。次回の投稿は戦略実践ジムⅡ開講を予定しています>

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