木村美都子税理士事務所 木村昌宏税理士・社労士事務所

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セミナー情報・ニュース

2016年08月22日
子ども向け”お金の学校”を見学~広報研修~

20日(土)、富士市で開催された子供向け”夢をかなえるお金の学校”を見学してきました。

富士市子供向け男女参画事業)



お金の学校.jpg
主催者:富士市市民部 多文化男女共同参画課
講 師:株式会社 LIBERA Hands 山下様


講座開始の前に・・・

お金の学校①.jpg
座受講時の約束として、講師から以下のような説明がありました。
①この講座で皆さんがお話することについて、正しい事は決まっていないし、 間違っていることもない。どのような意見も耳を傾けて欲しいし、安心して自由に発言して欲しい。
②人の話はきちんと聞くこと。そして、自分の意見もしっかり言うこと。
③楽しく積極的にこの講座に参加すること!

お金に関するクイズの出題からスタート!

お金の学校②.jpg
(写真左右ともに:講師の山下様)
クイズ
①物価が高い国は?
②南極に銀行はあるか?
③日本の硬貨はどこで造っているか? など。


次に”お金って何”を、考える時間

お金の学校③.jpg
色々と出た答えの中から、モノを買うことに注目。
モノとは・・・
①本当に欲しいモノ
②ゲームなど必ず生活に必要ではないが欲しいモノ
③未来のために貯金するモノ

そして、モノを大きく二つに分けると
①生活に必要なモノ(水道光熱費・家賃など)
②自分が欲しいモノ(ゲームなど)
となることを説明。

次に”市場(いちば)”を題材にワークショップ

お金の学校④.jpg
紙芝居を使いながら、”市場(いちば)”ができるまでを説明。
食料である木の実を効率良く手に入れる手段として、お金と木の実を交換する場が、市場(いちば)になったと説明。
自分の得意なことを親子で考え、自分だったら何を市場へ持っていき出展したいか、また、将来なりたい仕事は何かを話し合い、発表しました。

お金の学校⑤.jpg
(参加者の父兄が発表している様子)
市場へ持っていきたいモノ(出展したいモノ)は・・・
【子供の発表】
①さなぎ
②折り紙の作品
③バイオリン演奏
④絵を描く
⑤マッサージ など。

【父兄の発表】

①マラソンを走る
②手作りパン
③卓球教室
そして、講師の方が、将来なりたい仕事については、それを実現するためには何が必要で、どのくらいのお金が必要なのか考えてみようと話し、その夢を実現するために計画することをライフプラン”、そのために必要なお金の計画が”マネープラン”だと説明しました。
最後に、本日皆が考えた市場へ持っていきたいモノや将来のなりたい仕事は、今後変わるか
もれないが、大切に持っていて欲しい。きっと、将来今日の事が役に立つと思います。
という講師の言葉で講座は終了しました。

この講座に参加した理由は、家族にすすめられた場合が多く、実際に参加者の父兄に伺った結果は下記のとおりでした。

①お金について学ばせたかった
②お年玉を親が管理していることに子供は疑問に思っている。
なぜ自分のお金なのに自由に使えないのか?と。
親として、子供の将来のために貯金していること、なぜその貯金が必要かを学ばせたかったから。
③親が言うよりも、他人が説明した方が子どもが言うことを聞くから。

講師の方は、子供のペースに合わせ、スムーズに2時間超の講座を進行されており、内容も子供向けでありながら、大人もうなずく場面が多々ありました。
子供の頃からお金について学ぶ機会があるとは、大変貴重なことだと思いました。

広報601こと
広報官 室井千賀子

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