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2017年01月13日
社内でスタッフと”牛”の話をしました
先日、社内でスタッフと”牛”の話をしたことをきっかけに、少し注目してみました。本日はその”牛”の中でも「乳用種の国産牛」を取り上げます。
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【日本農業新聞】
牛肉 健康志向で、赤身追い風、乳用種売り場広がる
2017年1月11日記事より
記事によりますと、牛肉は霜降りよりも、価格が安く健康面でも脂身の少ない赤身肉の人気が高まっている。そして、農林水産省ではTPP(環太平洋連携協定)やEPA(日豪経済連携協定)を受け、乳用種から和牛への転換対策を進めるのだそうですが、小売りの現場では以前として乳用種が国産であることを強みに手堅い人気を集めています。また、北海道にあるコープさっぽろでは牛肉担当バイヤーが、「ターゲットは、和牛は高くて買わないが輸入牛は買いたくない人」とし、扱う国産牛の半分を乳用種が占めている、とのことです。
なるほどと思いました。
消費者からしますと、食の生産過程が見えて、かつ安心で安全なものを得たいという気持ちがあるのが現状かと思います。それから、購入しやすい価格であって欲しいとも。
新聞記事では、酪農が盛んな北海道での事例が取り上げられていましたが、静岡県東部地域でも富士山の麓などに牧場があります。食用の牛の飼育だけではないと思いますが、その豊かな環境で育った牛の姿を見ますと、食の安心・安全という言葉を連想させます。これは消費者の多くが望んでいることではないでしょうか。
日本の食卓へ、静岡県東部地域から安心・安全が一層広がっていくことを願い、農業の将来への可能性に胸が膨らみます。今後も注目していきたいと思います。
広報601こと
広報官 室井千賀子