セミナー情報・ニュース
Shizugin-shipセミナー 「あなたの力で地域が変わる」に参加してきました。
先生は、特定非営利活動法人グランドワーク三島理事・事務局長の渡辺豊博先生でした。
例のごとく、興味深かった点についてまとめてみます。
1 絶対に言ってはいけない言葉がある。
「忙しいからボランティア活動ができない」だそうです。
よくわかります。私も勉強会の中でD言葉禁止と言っております。
「だって、でも、だけど、どうせ」。
言い訳をしだしたら何もできない、との意味だと解釈しました。
2 行政は今に機能しなくなる。
県庁勤務が長かった渡辺先生が言うことです。真実味がありました。
自分の身は自分で守る時代が迫っています。
社労士、FP、証券外務員の立場からも、将来の備えは自分でする必要があると、
強く感じております。
3 NPO法人の理事になることは責任が重いこと。
名前を貸したではすまされない。
スタッフを雇用していたとしたら、そのスタッフの給料を確保する義務がある。
おっしゃる通りだと思います。
私もNPOの方とお仕事をさせていただきますが、やはりまだどこか「ボランティア」
という言葉で逃げているところがあるように感じます。
NPOが世間で本当に存在感を示すためには、理事になる方の責任への考え方が
変わる必要があると考えます。
4 パッション。
しくみを残すことが重要。
どうやってがんばるのかわからなかった人に、イメージ(到達点)を見せてあげた。
いつも弊社開催の勉強会で言っているような内容です。
NPOの世界でも、営利企業においても考え方の根本は同じだと感じました。
ドラッカーの書籍を読んでいると、NPOの時代だ、という記述をちらほら見かけます。
正直、実感としてありませんでした。
しかし、渡辺先生の話を聞き、NPOが進むべき道が見えた気がします。
ドラッカーともつながった気がします。
そういう意味で非常に有意義な講演でした。
ありがとうございました。
最後に2点。
1 NPOを設立する皆様、会計・経営のことも勉強して設立してください。
熱い想いから設立される方が多いと思いますが、必ず決算という現実が待っておりますので。
2 三島の源平衛川、今ホタルが飛んでいるようです。
ぜひ、特にお子様がいらっしゃる方は、足を運んでみてください。
私も行きたいと思っております。